初めて年史・記念誌をご検討されているみなさまへわかりやすく制作の流れをご紹介
社史や周年記念誌を作りたいけれど、どうしたらいいかわからないという話をよく聞きます。ここでは1年をかけて制作した福岡デンタル販売株式会社「創立55周年記念誌」を例に、受注から納品までの流れをご紹介します。
福岡デンタル販売株式会社さまの「55周年記念誌」。最初、わたしたちのホームページをご覧いただき、電話でお問い合わせをいただいたことから以下の流れのように仕事は進んでいきました。
①ご相談
ほとんどのご依頼主さまが最初に知りたいとおっしゃるのが制作費用です。
しかし、記念誌などの冊子は、ページ数や発行部数、掲載する内容によってかなり金額の幅があります。
そこで、どういう内容で何ページ程度のものを考えておられるか、体裁、印刷部数、さらに希望の納品日なども含めてお尋ねします。
もし、まだ何も決めていない(決まっていない)ということであれば、これまで手がけてきた制作例をもとに大まかな金額をお答えします。
ご依頼主さまからの要望や希望内容を伺ったら、後日、大まかな編集プランを立て必要なページ数をご提案し、取材や撮影、原稿執筆、資料収集に要する日数、デザイン費、印刷費などを計算してお見積もりを作成します。
②お打ち合わせ
内容やお見積り金額にご納得いただきましたら本格的なお打ち合わせにお伺いします。
この時、今後の作業の進め方や編集内容、スケジュールなどについて詰めていきます。
また、「会社の歴史を詳しく記した重厚な内容にしたい」とか、「会社の成長や社員の活躍をいきいき伝えたい」など、どのような性質の記念誌にするか、ご相談しながら編集方針を立てます。
ご依頼主さまには会社の過去の写真や資料の収集、インタビューや支店取材の協力、そしてスケジュールがスムーズに進むよう、専任のご担当者さまをつけていただく場合もあります。
③取材(撮影・インタビュー)
記念誌の編成内容とレイアウトデザインを提案し、編集方針に沿って取材を始めます。
会社の歴史をよくご存知のOB・OGさまや会長さまなどへのインタビューもご希望があれば指定場所まで伺って数回に分けて実施します。
また、各支社や支社がある場合は現地に伺い、社員の方の取材や撮影なども進めていきます。
④編集・レイアウト
主要部分の取材とともに原稿執筆がある程度進むと、提案していたレイアウトデザインからご依頼主さまに選んでいただいたデザインに写真や原稿などを配置していきます。
誌面がより現実的な姿になっていきます。
⑤校正・確認
原稿や写真を配置したレイアウトもどんどん上がっていき、ご依頼主さま、ご担当者さまには、原稿内容や使っている写真が原稿に合っているかなどを確認していただく校正作業をお願いします。
⑥色校正・印刷・納品
校正作業を3度ほど繰り返し、最後は写真をはじめ、ロゴマークや誌面デザインに使っている色味をチェックしていただきます。
こうして印刷に入り、納品となります。記念誌を記念式典で配布したり、関係各所へ贈呈されるご依頼主さまも多いため、挨拶状や冊子を入れる封筒などの製作も対応しています。